2019年11月5日(火)コートヤード・マリオットホテルにて建築委員会が開催されました。初めにご出席頂いた土志田会長より「各地で多くの災害がおきている事からも、全中建の指定公共機関への登録を考えており、その方向で努力をしております。また、国ではICTの取組みが生産性を上げることだと言われるが、中小建設業では難しい局面もありそんなに簡単なことで無いと思います。むしろ、最低制限価格を95%以上にして頂き、工事を平準化して頂く事が1番の近道であると考え、これからも国や知事会・市長会等に訴え続けてまいります。皆様の地域でも引き続き声を上げて頂きますようお願い致します。」と冒頭あいさつをされました。

続いて大矢委員長より「建築委員会で検討を続けている課題の1つが週休2日制問題です。建築では公共工事と民間工事の違いがあり、民間ではお客様のニーズに合わせて早く・安くを求められるので、取り入れていくにはなかなか難しい課題であると思っています。各地域で活躍をされている委員の皆様よりいろいろとご意見などを伺いたいと思います。」と挨拶がありました。

当日は山形から福井までの委員5名が出席し、ご意見として「施主からは早く・安くが常に求められ週休2日制の導入などとてもできない。せめて祝日は休みにして後日代休をとってもらっている。」「補助金を受けた工事だと3月までに引き渡しが完了しなければならいので、週休2日制をしていたら間に合わない。社員が出勤して職人さんを休ませている状況だ」「各地方自治体では土木工事の方が念頭にあるため、民間工事に対しても工期などに大変厳しいものがある」等々、各地域が抱える問題や課題など活発な意見交換となりました。

R1.10.18 愛知県土木会館にて、意見交換会が開催されました。
ご参加いただいた会員団体は (一社)愛知県土木研究会・愛知県建築技術研究会・愛知県舗装技術研究会です。
まず最初に、全中建 土志田会長より「新・担い手3法・運用指針等の浸透状況、人材確保・育成並びに働き方改革・生産性の向上などについて、会員企業の皆様から地域の現状や問題点についてお聞きし、行政に反映していきたい。」とあいさつ。

また、愛知県土木研究会 朝日会長より「恒久的な公共事業予算の重点的な配分をお願いしたい。」とのご挨拶を頂戴し、愛知県舗装技術研究会 水野会長からは「建設業は人が財産。建設業の認知度を高め、若者の入職につなげたい。」と、ご挨拶をいただきました。愛知県建築技術研究会 大矢会長も、「行政の皆様に直接問題点を聞いていただける意見交換会は貴重であり、有意義な場としていきたい。業界発展のためには、生産性向上しかない。ICT施工等も積極的に参加していきたい。」とのご挨拶を頂戴いたしました。


意見交換会での最初に、国土交通省 土地・建設産業局建設業課 入札制度企画指導室長 西山様より『建設業行政の最近の動きと課題について』と題し、ご講演いただきました。
その後、意見交換に入り、愛知県の代表から質問を投げかけ、中部地方整備局、愛知県の皆様よりご回答いただけました。(全中建だより 11月12日号を参考にご覧ください。)

最後に河﨑副会長の挨拶にて、愛知県での意見交換会は閉幕しました。
お忙しい中、会員企業の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。
令和元年10月11日(金)優秀施工者国土交通大臣顕彰式典が東京メルパルクホールにて開かれました。
全中建からは、建設マスター6名、建設ジュニアマスター3名が受賞しました。
【建設マスター】
(一社)愛知県土木研究会 中日建設㈱ 大西 史朗 様
香川県中小建設業協会 ㈱三興組 片山 育男 様
静岡県中小建設業協会 落合建設㈱ 沼田 秀人 様
(一社)東京都中小建設業協会 野中建工 野中 護 様
高知県中小建設業協会 ㈱高知丸高 八月一日 正雄 様
静岡県中小建設業協会 ㈱アキヤマ 谷髙 洋二 様
【建設ジュニアマスター】
(一社)みやぎ中小建設業協会 ㈱東北三恵 奥山 広孝 様
香川県中小建設業協会 和光建設㈱ 小畑 達也 様
高知県中小建設業協会 ㈱高知丸高 福本 太志 様
皆様の輝かしい功績が表彰されました。おめでとうございます。
益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
【建設マスター受賞】

大西 史朗 様

沼田 秀人 様

谷髙 洋二 様と奥様
【建設ジュニアマスター受賞】

奥山 広孝 様
2019年10月23日(水)コートヤード・マリオットホテルにて、関東ブロック(東京都中小建設業協会・全中建南多摩・町田市建設業協会・神奈川県中小建設業協会・横浜建設業協会)の意見交換会が開催されました。
土志田会長より「先日の即位礼正殿の儀に全中建として出席をさせて頂きました。普段では入ることはできないこともあり、大変厳粛な場所であったと思います。現在、各地で台風による被害が出ており、その対応にあたられている我々の仲間の皆様には心より感謝を申し上げます。来月までブロック別意見交換会が開催されますが、今回も多くの生の声をお聞かせいただきたいと思っております。多くの問題が解決され、若者が入職しやすい優良な中小建設業が生き残っていけるよう下地を築いていきたい。この意見交換会議が有意義で実りのあるものになるようにしたいと思っています。」と挨拶がありました。

国土交通省本省のほかに関東地方整備局(建政部・企画部・営繕部)の皆様にもご同席頂き、会員団体より各地域の抱える現状と対策についてご意見を頂きました。
東京都中小建設業協会(会長 山口様):週休2日制モデル・新担い手3法

全中建南多摩(会長 若林様):働き方改革について・生産性の向上・外国人の受入れに関する現状と今後

神奈川県中小建設業協会(会長 河﨑様):人材確保に係る課題と要望・週休2日制について・災害復旧工事に伴う工期等の対応等

横浜建設業協会(会長 山谷様):キャリアアップシステムの導入・課題について・交通誘導員について・ICT施工について等

町田市建設業協会(会長 土屋様)

各地域ごとの問題のほかに、工期の平準化や各自治体へ提出する書類の煩雑さなど共通の問題点も多くあげられました。国土交通省としても今後も検討をし改善できるよう努力をして頂くとお言葉を頂きました。
最後に小野副会長より「多くの意見が出された中身の濃い意見交換会となりました。週休2日制やICTなど多くの提案がなされるなか、先日AIを扱ったドラマを見ました。我々に託されたあらゆる提議を踏まえて中小建設業の発展につながっていくようこれからも全中建としても努力をして参ります。」と最後に挨拶をされました。