平成29年11月1日(水)コートヤード・マリオットホテルにて土木委員会が開催されました。
朝日委員長より「多くの取組みがなされているなか、中小の利益が出せるかが大きな問題となる。利益が出なければ他産業と益々差が出てくることになる。企業努力も必要ではあるがそれにも限度があるため、やはり発注者の理解がなければ解決していかない。今日も皆様から多くの意見を頂き委員会としてまとめていきたい。」と挨拶をされました。
働き方改革に関するガイドラインの作成で、週休2日制を導入していくには、地方公共団体へ提出する資料があまりにも煩雑であると言う意見が多く出されたほか、工期の平準化や会計法についても見直してもらえるよう働きかけをしてほしいなどの意見がありました。
ガイドライン作成については、提出資料の簡略化・工期の平準化・総合評価制度の在り方(入札)などを盛込んで再度検討となりました。
意見交換では横田委員(香川)より、週休2日制導入に向けた設計労務単価の直接工事費の補正・適正利潤の確保・低入札価格調査基準価格の引き上げと上限90%の撤廃・施工パッケージ型積算の改善など、今後も国等へ現状説明をしていくこととなりました。
また、尾﨑様(高知)からは、実態と標準積算が大きく乖離しているため、地方の工事実態を捉えた「地方版積算標準基準書」の策定をしてほしいなど、今後の要望活動の参考となりうる、大変活発な意見交換となりました。
平成29年度「リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰式」がKKRホテル東京で行われました。
3R推進協議会 細田会長挨拶
全中建関係では、下記の皆様が「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会 会長賞」として表彰されました。
〇成友興業株式会社様(東京都中小建設業協会)
テーマ:建設工事で発生する建設副産物をほぼ全量リサイクルし、環境負荷の低減に貢献する
〇(一社)横浜市建設業協会 会長 土志田領司様(全中建 副会長)
テーマ:横建協ヨコハマ3R夢活動
皆様、おめでとうございます。
平成29年10月17日(火)コートヤード・マリオットホテルにて国土交通省等との意見交換会がスタートしました。関東ブロックとして東京都中小建設業協会・全中建南多摩・神奈川県中小建設業協会・横浜建設業協会にご参加頂きました。今回は横浜市財務局からもご同席して頂きました。
豊田会長より「ブロック別意見交換会も5回目となり、働き方改革や生産性向上など大きな課題があるなか、中小建設業界の立場として多くの意見を出し、有意義な意見交換会となるようにしたい」と挨拶をされました。
続いて、山口会長(東京)・若林会長(南多摩)・河﨑会長(神奈川)・土志田会長(横浜)より挨拶がありました。
山口会長 若林会長 河﨑会長 土志田会長
国交省 建設業課 岩下入札制度企画指導室長より「建設業の課題と今後の方向性について」ご講演を頂きました。
関東地方整備局 高芝建設産業調整官より「経営力向上計画」の認定についてご説明がありました。
意見交換では、建設工事標準請負契約約款について・適正価格での受注・積算基準の改定・週休2日制の導入などの働き方改革など、また地域による違いなども含め内容は多岐に亘りました。
横浜市財政局 上野課長より「市で直面している問題を多く頂いたと思う。これからも皆さんとともに進めて、多くの問題を解決していきたい」と挨拶をされました。
最後に土志田副会長より「意見交換会で意見を交わすことで見えてくることがある。生産性の向上が重要であることはよく理解できているが、発注・施工の平準化がなされれば生産性の向上は図れると思っている。国民の皆さんに公共事業の正当性・必要性を理解してもらえるよう発注者・受注者が覚悟を持って官民一体で説明責任を果たしていくことが必要だ。」と挨拶をされ、最後に会員増強に関する協力依頼をお願いしました。
10月13日金曜日KKRホテル東京で事務局長会議が開催されました。
講師に国土交通省 土地・建設産業局 建設市場整備課 矢吹労働資材対策室長をお招きして「建設キャリアアップシステム
について」ご講演いただきました。その後質疑応答の時間も設けられ、細かな疑問にもお答えいただきました。
矢吹室長
意見交換の時間には、協会団体の運営に関する活動状況として主に共済保険加入促進の他、会員増強対策として取り組まれていることを発表いただきました。
また、若手・女性入職促進に関する取組みについても話し合われました。
活発な意見交換の場となり、今後の協会活動の参考になる会議となりました。