委員会活動

2018年02月02日

働き方改革に向けた取り組みについて

昨年、設置されました『働きか方改革および生産性向上に関する特別検討委員会』(委員長:朝日啓夫副会長)において検討を重ねた「働きか方改革に向けた取り組み」が本日、記者発表されました。

記者レクの様子

豊田会長より長時間労働の是正としてしん3Kの推進、週休2日の推進、時間外労働時間の削減等のほか削減計画について、そして生産性の向上等について説明を行いました。各会員団体あてに傘下会員企業にも周知をお願いし、今後も取組を一丸となって推進していくことといたしました。

働き方改革に向けた取り組み(ガイドライン)


11/8 建築委員会

平成29年11月8日(水)KKRホテルにて建築委員会が開催されました。

大矢委員長より「建築に関しての問題点は地域によって様々であり、かなり温度差もあると思います。働きたくても仕事がなくて働けない。などとも耳に入ってきます。今日も多くの問題点をお聞きしたいと思います。」と挨拶をされました。

働き方改革に向けた取り組み(案)について、各項目ごとに細かく委員の方々にお聞きし、どのような問題点があるか、全中建としてどのように取り組んでいくかなど、活発に意見がだされました。
建築は特に民間が多いため、国の指導でどこまで状況がよくなるのか期待はしたい。との意見もだされました。
また、都道府県への周知(週休二日、時間外労働、社会保険未加入)はどんな方法があるか特に考えなければいけない。として、建築委員の方々に引き続き、問題提起をお願いしました。


11/1 土木委員会

平成29年11月1日(水)コートヤード・マリオットホテルにて土木委員会が開催されました。

朝日委員長より「多くの取組みがなされているなか、中小の利益が出せるかが大きな問題となる。利益が出なければ他産業と益々差が出てくることになる。企業努力も必要ではあるがそれにも限度があるため、やはり発注者の理解がなければ解決していかない。今日も皆様から多くの意見を頂き委員会としてまとめていきたい。」と挨拶をされました。

働き方改革に関するガイドラインの作成で、週休2日制を導入していくには、地方公共団体へ提出する資料があまりにも煩雑であると言う意見が多く出されたほか、工期の平準化や会計法についても見直してもらえるよう働きかけをしてほしいなどの意見がありました。
ガイドライン作成については、提出資料の簡略化・工期の平準化・総合評価制度の在り方(入札)などを盛込んで再度検討となりました。

意見交換では横田委員(香川)より、週休2日制導入に向けた設計労務単価の直接工事費の補正・適正利潤の確保・低入札価格調査基準価格の引き上げと上限90%の撤廃・施工パッケージ型積算の改善など、今後も国等へ現状説明をしていくこととなりました。
また、尾﨑様(高知)からは、実態と標準積算が大きく乖離しているため、地方の工事実態を捉えた「地方版積算標準基準書」の策定をしてほしいなど、今後の要望活動の参考となりうる、大変活発な意見交換となりました。


8/23広報委員会

平成29年8月23日(水)全中建事務局にて、広報委員会を開催いたしました.

河崎委員長様より建設業のおかれている厳しい現状と、それを改善すべく委員会の活動の重要性等について、挨拶がありました。

平成29年9月号の説明。11月号の企画(案)について、委員より新聞にアメリカの建設現場での人手不足が大きな問題となっていることを例に挙げ、全中建としても大きな問題として声を上げていくべきだとの意見がありました。
その他は、経審関係、社会保険未加入対策についても掲載予定となりました。
た。


7/3 安全衛生委員会

平成29年7月3日(月)明治神宮にて安全祈願祭が今年も開催され、安全衛生委員会委員の皆様と参加をして参りました。

終了後、KKRホテル東京にて安全衛生委員会を開催いたしました。新らしくご就任頂いております空久保 求よりご挨拶がありました。

本日の議題でもある、今後の委員会の進め方については「国交省や厚生労働省から講師をお呼びして新しいことを知るのは大切なことだから、今までどおりでいいのではないか」と委員より意見があった。空久保委員長は「現在、あらゆるところで働き方改革などを強く推し進めているが、工期が今までとおなじであるなら、中小建設業界はとてもできない。提出書類も相変わらず多く、いくら仕事をやっても終わりがない。そんな状況では、若手が入職するのは難しいし定着率だって悪くなる一方だ。しかも働き盛りであれば、体も壊しかねない。健康のことを1番に考えていかなければいけないのに、それができない現状を変えていくためには、工期設定や労務単価の見直しなどをやってもらわなければいけないと答えられました。

今後は国交省作成の「安全および健康の確保に関する基本的な計画(案)」に基づいてご講演と意見交換などをしていくとなりました。