全中建 岩手は、建設業界での労働条件、労働環境の改善の取り組みなど、若者が将来を見通せる魅力的な産業にしていけるよう、日々、努力をなさっているそうです。
(詳しくは、全中建だより 3月1日 453号をご覧ください。)
左から、藤沢邦男事務局次長、山元一典支部長、佐々木幸弘専務理事。
全中建トピック
事務局紹介・・全中建 岩手
全中建だより(平成28年3月1日 453号)
谷脇土地・建設業課長、池田技術審議官に報告書提出
第5回 通常理事会・北村建設業課長講演
平成27年度 ブロック別意見交換会まとめ
人材確保・育成対策等に係る実態調査結果
環境問題等対策委員会
土木・建築合同委員会(木村市場整備課長講演)
脇雅史参議院議員挨拶
指定席:全中建 常任理事 田邊 聖
労務資材対策委員会(岩崎建設システム管理企画室長講演)
共済制度運営委員会
皆様からの投稿:東京都中小建設業協会 古山 敦子
事務局紹介:全中建 岩手
沖縄の舗装業界で働く女性たち:沖縄県中小建設業協会 松田由紀子
ものづくりの感動がいちばん! ☆沖縄の舗装業界で働く女性たち☆
(一社)沖縄県中小建設業協会
(有)牧野建設 常務取締役 松田由紀子様
わが社では入社11年目の1級施工管理技士の阿部をはじめ、入社二年目の重機オペレーター志望ありさ(21歳)の2人の女性がアスファルト舗装・コンクリート舗装の現場をメインに、沢山の男性職人に交じり、日々汗を流しています。
アスファルト舗装工事の特徴でもある140℃以上の高温合材の側での作業は、体力の消耗や臭いなどが激しく、女性にとってとても厳しい作業環境にあります。
しかし、彼女達はその環境にもさらには沖縄の灼熱の太陽の暑さにも負けずにいます。そんな中、男女を問わず能力や技術の腕がないと扱われ方が違う事など現場で沢山の事を学んでいます。(力仕事等はさりげなく男性職人が手助けをしてくれて日々頑張っています。)
内部では私 松田を中心に、現場事務 上原・ 総務事務 青木 ・経理事務 本村(本村は大型特殊・高所作業者・ローラーの資格も持っています(笑))相談役の金城と共に毎月、女性目線での安全パトロールを実施し、安全確認を行いながら社員の無事故・無災害への取組を行っています。
内部メンバーも暑い時・寒い時こそ現場の大変さを共に感じることが大事!と、率先して現場に差し入れやおしぼりなどをもって駆けつけるなど女性メンバー達はとても頼もしい存在であります。
また、女性メンバー全員で、全身ピンクのつなぎを着用し、元請工事での清掃活動は元より、地域の防犯パトロール活動・国道清掃ボランティア活動等にも積極的に参加しています。最近では那覇マラソンの清掃スタッフとしても参加させていただきました。
会社では2年前に育児・介護休業制度を取入、2人の女性メンバーが制度を利用することができました。今では保育園送迎の時間帯や病気での急な早退にも、フォローアップして皆で協力し合いながら仕事に取り組んでいます。
また資格取得についても会社が100%バックアップしています。
関連会社を含めての女性だけの忘年会等を開催したり、月に一度の女子会(ランチ会)には、男性職員も快く電話番をしてくれます(笑)
建設業での3K(きつい・汚い・くさい)の中、働く環境は男性が圧倒的に占めていて、その中でも女性メンバーが活躍・応援できる事は・・・と、昨年10月に女性メンバーでグループを立ち上げ、企画・提案しあいながら、現場では見たことのない、かわいいイラストの工事看板や、垂れ幕、ヘルメット用シール、ピンクのソーラーパネル等、男性職員の応援もあって実現することができました。
今日も舗装工事現場でキラキラと輝いています(笑)。
次は工事用簡易トイレに実現できるよう、どんどん話し合っていく予定です。
現場は危険が付き物で、正直厳しい指導や罵声が飛び交うなど、決してやさしい所ではありません。
それでも、現場のメンバーからは「物つくりを通しての感動が一番の魅力」との言葉が!
その言葉の中には、沢山の人を通して、励まし支えあって創られていくという思いがあるからだと感じています。
そして何より、毎日、現場から帰ってきてからの、皆とお菓子を食べながらのおしゃべりはとても楽しい時間になっています。
建設業は男性だらけの職場とイメージが強いかもしれませんが、各々の役割は違っても、女性でも建設業で積極的に頑張っています!
これからも安心で安全な高品質な道を創る!を合言葉に、これからも女性たちが笑顔で活躍できる職場環境を目指して頑張っていきます☆
【チラシ】建設工事から出る廃棄物は全て元請の責任で処理します
チラシ(廃棄物)
環境問題等対策委員会にて作成いたしましたチラシになります。
印刷して、皆様でご活用ください。
総務委員会
平成28年3月4日(金)総務委員会をKKRホテル東京にて開催。
松井守夫委員長(全中建 会長・愛知県土木研究会)より、担い手3法の周知徹底と全中建の今後の活動強化について挨拶を頂いたのち議題に入った。
平成28年度の会長表彰等、事業計画、予算、スローガンなどについて話し合いを行った。
また、2月26日国土交通省へ建議陳情した、ブロック別意見交換会およびアンケート結果の集計について報告を行った。
本日の議題については、次回の理事会で最終的に説明を行うこととなった。