協会事業活動

2016年09月13日

山口 小優美さんに聞く

一般社団法人 山形県建築協会
株式会社 市村工務店

『背筋をピンと張り印象良く』

――お仕事の内容を教えて下さい――
 一般住宅の現場監督として、お客様の笑顔と豊かな暮らしを作る仕事をしています。

――建設業界に入られたきっかけは何ですか――
 小学校の修学旅行のとき訪れた日光東照宮で、こんなにも存在感のある建物を見たのは初めてで感動したのがきっかけです。工業高校に入学して建築を学ぶにつれ、社寺だけでなく一般建築にも興味を持つようになりました。任される仕事も多くなってくる、頑張り時の3年目です。
 
――建設業界の魅力とは――
 人の暮らしを豊かにできることだと思います。

――男社会と言われる建設業界で女性としてのハンデや良かったことなどありますか――
 ハンディは無いと思っています。力の面など男性より劣っているところはあるかもしれませんが、でも、それをハンディだと思って、甘えていては成長しないと私は思います。その反面、重いものを1人で運んでいるとき、職人さんから「ほだなもたがげるんだかしたぁ?!(そんなものも持てるの?!」と驚かれたときは嬉しかったです。

――現場で常に心がけていることはありますか――
 「最高のものをつくろう」です。私の会社では、この言葉を大切にしています。お客様にとっても、会社にとっても「最高のもの」と言えるように日々仕事をしています!もう1つ心がけているのは「姿勢」です。現場で大工さんと打合せているときに、片方に体重をかける形で立っていたら「若いうちからそんな楽な姿勢ばっかりしていると、俺みたいになるぞ」と注意を受けました。それから、他の人も同じように立っているのを見た時、態度が悪いようにも見えました。「姿勢が悪い」と言うことは「態度が悪い」ということなのだと気づきました。いつまでも、背筋をピンと張れるように、他人からの印象を悪くしないように気をつけたいと思っています!

――悔しかったこと、それでも今の仕事を辞めずに続けてこられた理由は何でしょうか――
 続けての発注ミスや段取り不足で現場に大きな迷惑をかけたことがありました。自分はこの仕事に向いていないのかと思ったりもしました。そんな時、声をかけてくれたのが先輩や現場の職人さんでした。「誰だってミスをすることはある」「次は間違えないように気を付けて」と励ましてもらいました。次に頑張るチャンスをもらえたことと、困ったときには力になってくれる人たちがいるという事に感謝したいです。

――未来の自分について――
 後輩指導ができる自分になりたいです。仕事についての理解を高め、教えられるようになることが、自分自身が成長した証だと思います。

――建設業を目指している女性に向けてメッセージを――
 自分がやりたいと思う事、好きな仕事をしてください。そして、その気持ちを忘れないでください。

――大切な時間を教えて下さい――
 飼っているウサギと遊んであげる時間です。ゲージの前を通ると必ず寄ってくるので、頭を撫でてあげます。気持ち良さそうにしているのを見ると、とても癒されます。


9.6 第3回正副会長会議 第4回理事会開催

平成28年9月6日(火)にコートヤードマリオット東武銀座ホテルにて、第3回正副会長会議・第4回通常理事会が開催された。
正副会長会議では、今年度意見交換会・アンケート調査の内容などが話し合われた。
その後、通常理事会が始まり、まず国土交通省 土地・建設産業局 平田建設業課長による講演が行われた。

主に予算の内容についての説明があり、国交省配分の補正予算が作成され、さまざまな経済対策が見込まれていることなどを話された。

講演後は質疑応答があり、山元常任理事・山田常任理事が質問された。
その後 承認事項が草野専務から説明され、マイナンバーを含む諸規定等の説明後、承認を得た。
報告事項として安全衛生委員会・建設業振興対策委員の委員会内容について、各委員長から説明がなされた。
その他の報告事項は 中小企業政策審議会・基礎ぐい調査・熊本義援金・伐採検討会・今後の会議日程。


8/26 第3回広報委員会開催

8/26 第3回広報委員会が全中建本部で開催されました。
全中建だより9/1号について及び11/1号の企画について話し合われました。
9/1号は、足立先生と松井会長・土志田副会長との対談がメインです。

委員の 皆さまお暑い中ありがとうございました!
協会会員団体さまには9/6の理事会の頃にお届けする予定です。よろしくお願いいたします。
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平成28年度「『見える』安全活動コンクール」

厚生労働省で「労働災害のない職場づくり」の取り組みとしてコンクールを実施します。

平成27年度「『見える』安全活動コンクール」を実施します
~労働災害防止活動の「見える化」事例を募集(9月1日~10月31日)~
厚生労働省では9月1日から、労働災害防止に向けた企業の取組み事例を募集・公開し、国民からの投票により優良事例を選ぶ平成27年度「『見える』安全活動コンクール」を実施します。

このコンクールは、安全活動に熱心に取り組んでいる企業が国民や取引先に注目される運動(「あんぜんプロジェクト」)の一環として実施するもので、平成23年度より実施しており、今年度で5回目となります。
応募期間は、9月1日(火)から10月31日(土)までとしており、応募事例は「あんぜんプロジェクト」のホームページに掲載し、平成27年12月1日(火)~平成27年1月31日(日)の間に実施する投票の結果に基づいて、優良事例を3月上旬に発表する予定です。

安全活動の「見える」化とは、職場に潜む視覚的に捉えられない危険などを可視化(見える化)すること、また、それを活用することによる効果的な取り組みを言います。さらに、自社の安全活動を企業価値(安全ブランド)の向上に結びつけ、一層、機運を高めることも狙いとしています。

厚生労働省では、コンクールの実施を通じて、引き続き「労働災害のない職場づくり」に向けて取り組んでいきます。

1 趣旨・目的
平成26年の労働災害発生件数は前年比で増加しました。平成27年上半期においては災害は減少傾向にあるものの、第12次労働災害防止計画(平成25年から平成29年までの5か年計画)の目標達成に向けて、更なる取組が必要です。

こうした状況の中、厚生労働省では、職場における安全衛生活動を応援し、「働く人」、「企業」、「家族」を元気にする「あんぜんプロジェクト」を推進しています。プロジェクトの一環として、「『見える』安全活動コンクール」では、安全活動の「見える」化の取組事例を募集します。これに対して、広く国民から投票を募るとともに、安全活動優良事例選考委員会(仮称)において評価、選考を行うことにより優良事例を決定することで、事業場の安全活動の「見える」化への取り組みを活性化することを目的とします。

また、このコンクールに応募された取組事例は、現場の安全活動の取り組みに活用できるよう、「あんぜんプロジェクト」ホームページ上で継続的に公開します。業種の制限はなく、全業種が対象です。

2 実施スケジュール
募集期間:平成27年9月1日~平成27年10月31日
投票期間:平成27年12月1日~平成28年1月31日
結果発表:平成28年3月上旬(予定)

3 取組事例の応募方法
「あんぜんプロジェクト」ホームページ上の「『見える』安全活動コンクール」特設ページから、申請書をダウンロードし、電子メールに添付して応募してください。(腰痛対策等の労働衛生分野も対象になります) 
詳しくは下記URLから「『見える』安全活動コンクール」特設ページをご覧ください。

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/oubo.html

4 取組事例への投票方法
平成27年12月1日から、「『見える』安全活動コンクール」特設ページ内の「応募作品」ページから誰でも簡単に投票できます(締め切り:平成28年1月31日)。

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/ 2015/list.html

5 参考
(1)平成27 年における労働災害発生状況について(平成27年7月末)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/15-08.pdf

(2)あんぜんプロジェクト周知用リーフレット

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/leaflet_2015.pdf


7/26建設業振興対策委員会

7/2小野委員長のもと、建設業振興対策委員会がKKRホテル鳳凰の間で開催。

「中央建設業審議会・社会資本整備審議会産業分科会建設部会基本問題小委員会」中間とりまとめについて、国土交通省土地・建設産業局 平田建設業課長よりご説明がありました。

委員からの意見は次の通り。
・設計事務所の立ち位置が発注者寄りである
・資格の受験者年齢の引き下げよりも資格取得ができず会社を辞めることがあるので、実務経験者の救済措置を講じてほしい
・県の担当者に対し教育機関での技術レベルアップを図ってほしい
・公共事業予算増額よりも単価の引上げを
・品確法にコンサルとのトラブル処理に関する事項を明記してもらいたい
・ICT施工は使用する機械が大きく、初期投資がかかる上、他に転用しにくい
・建築工事の特殊単価が公表されず不調になった

講師の時間の関係で回答は一部となりましたが、
・受注者が発注者に主張できる環境づくり
・技術者には知識と経験を求める。在学中の受験資格は建設業に入職してもらうための措置
・自治体特に市町村は技術職員が少ないので、CM方式などをとりいれる方法を検討する
と語られました。