事務局の所在地は東京都八王子市で、会員の活動エリヤは東京都区部の西方で俗にいうところの三多摩地区の南側に位置しています。近くにはミシュランガイドで紹介され人気が高まった高尾山が有ります。高尾山は標高599mで観光客や登山者が訪れる古くからの修験者の霊山とされ、高尾山薬王院は天狗信仰で知られています。
さて、オリンピック・パラリンピックによる建設需要が高まる東京…と言われといますが、三多摩エリヤはこれらの関連工事が増えている訳でもなく、逆に予算が都区部に持って行かれることにより、公共工事が減少し格差が顕在化している。会員である中小建設企業においては何年か先の経営の見通しが立たない企業も多く、会社を担う若手従業員の確保に苦慮しているなどの厳しい状況が続いているのが実情であると思われます。
我が全中建南多摩の発足は昭和45年7月で、発足当初の会員数は66社を数えました。しかし、会員数がだんだんと減少し、これに頭を悩ませますが、どうにもならない現実があります。結果として専任の事務局員の配置が出来ないので、一般社団法人南多摩建設業協会、建災防東京支部南多摩分会の兼務となっています。日常の業務は会員に対しての最新の情報提供がメインになります。ここで皆さんのお知恵を拝借したいと思う今日この頃です。
会員団体の活動
事務局紹介・・全中建 南多摩
事務局紹介・・全中建 京都
全中建京都紹介 全中建だよりH29年3/1号より抜粋
全中建京都は昭和52年に発足し、今年は創立40周年を迎えます。会員会社は京都市内が中心ですが、京都府内広範囲にもおられます。現在の事務所は京都市役所のすぐ北側にあり、町名は「一之船入町」といって、かつて高瀬川に船を接岸する為の入り江があった場所です。京都は戦禍に巻き込まれなかったがゆえに古い街並みや神社仏閣が多く観光客も年々増加していますが、建築では「京町家」という独特の家があるものの耐震化や空き家対策が問題に、また、街並みや景観をこれからも末永く残す為の景観条例を考慮する必要があります。土木では狭隘な道路での工事や、観光地では工事時期を考慮する等、独特の悩みや工夫があります。その他、建設業を取り巻く問題や悩みは、全中建だよりを読んでいますと、どこも同じだなと感じています。
京都は和風で古風なイメージがありますが、コーヒーやパンの消費量は1位だったり2位だったり、昔から新しいもの、新しい文化が好きな傾向があります。古いものは守りつつ、新しいものも積極的に取り入れる、そんな先人からの気質は自然と身についているものだなあと、若手経営者の会の活動を見ていても思います。取り巻く状況は厳しくても、元気に、笑顔で、前向きに。節目を迎える年だからこそ、この伝統は守って行きたいと思います。
井藤 忠(専務理事・事務局長):お世話になって今年で15年目、元気なつもりですが、年齢的にはすっかり「後期中年」です。趣味はバイク磨きとツーリング、音楽鑑賞、写真、カメラ、あてのない旅行です。人並みに色々・多々苦労はありますが、公私問わず「楽しみ」をいくつもてるかでクリアしています。
六釜美香:総務・経理を担当しています。1男2女に恵まれ、孫が3人、それに犬が1匹、一堂に会すると大変な事になります。経理は例え1円でも合わないと大問題ですので、時には電話対応等を事務局長に全て任せて解決しています
都中建 合同企業説明会開催
東京都中小建設業協会は平成29年3月6日(月)に日本工学院専門学校・蒲田校で合同企業説明会を開催。都中建の会員企業13社が参加して、来年春に卒業予定の学生約130人に向けて、建設業の仕事や魅力を伝えました。
山口会長より「疑問に思うことは何でも担当者に投げかけてほしい」と挨拶後、佐久間様(佐久間建設)より中小建設会社と大手ゼネコン、設計事務所との違いや現場の仕事、現場監督の仕事などを紹介し、また、平成16年4月に会員企業(河津建設)に入社された仲程文哉様より、建設業のやりがいや魅力のほか、仕事のモットーなどについて講演がありました。
続いて、会員企業13社より広報を行い、学生が各社のブースを回り直接担当者と話しました。これをきっかけにして、近い将来、中小建設業界で多くの学生の方が活躍してくれることを願います。
事務局紹介・・全中建 栃木
前列右から 専務理事兼事務局長 岩本氏、常務理事兼技術部長 檜佐氏、 後列右から 業務部長 相良氏、共済係長 手塚氏
全中建栃木紹介 全中建だよりH28年11/1号より抜粋
私ども、全中建栃木がある栃木県は、関東平野の北端に位置して、日光・那須などの緑美しい山地と清流に恵まれ、観光資源についても、日光国立公園や日光の社寺の世界遺産、ラムサ-ル条約にも登録されている渡良瀬遊水地の外、数多くの名所があるなど、交通の便も良く豊かな自然に囲まれた住みやすいところです。
事務所がある宇都宮市は、「餃子」で全国的に知られており、餃子の1世帯当たり購入額を毎年浜松市と競い合っていますが平成27年度は、全国第二位となってしまいました。
毎年11月には同市において、餃子ファンへの感謝祭として「宇都宮餃子祭り」が開催され、県内ばかりでなく全国から観光客が訪れる人気のイベントとなっています。
全中建栃木は、昭和41年4月に県内中小建設業者により発足しました。
公共事業予算の縮減により、公共工事への依存度の極めて高い地方の建設業者が厳しい状況におかれている中、一般社団法人栃木県建設業協会と全中建栃木が一体となって、安全・安心の確保及び災害に強い国土づくりのため、公共事業等の拡大等について粘り強く国や関係機関へ働きかけています。
最新の情報提供など会員の皆様のお役に立てるよう、日頃から-事務局一丸となって業務にあたっています。
事務局紹介・・(一社)大阪府中小建設業協会
前列左から中川常任理事、金子さん、後列左から林さん、松尾氏
私ども大阪府中小建設業協会は、大阪城のほど近くにあり、昭和42年に全国中小建設業協会大阪府支部として設立、改称等を経て、現在に至っております。当協会がございます大阪は、16世紀より、太閤はん(大阪では、豊臣秀吉を親しみ込めて“太閤はん”と呼ぶことがあります。)のお膝元として、水運が発達し、経済と文化の中心的都市として発展しました。 江戸時代に入り、「天下の台所」と呼ばれ、また、明治の頃には“水の都”と呼ばれるようになりました。
その中心地が、当協会近くの八軒家浜です。 現在は、水の都大阪の再生拠点として、親水護岸や遊歩道、船着場等が整備され、屋形船等の定期観光船の発着場を利用する人々や、大川の流れや中之島剣先の噴水を眺めながら散策する人々でにぎわっています。 また、最近のインバウンド需要により、大阪市内のホテルをはじめ観光事業関連においては活況を呈しております。
そのような環境の中にある大中建では、一般社団法人であるがゆえに事業活動の一つとして、広く大阪府民に対して、一級建築士による「府民無料住宅相談」のサービスをはじめ、中小企業団体として各発注機関に対する要望活動のほか会員企業に対しては格安な全中建共済制度の紹介に取り組んでいます。
( 全中建だより 1月1日号 458号をご覧ください。)