全中建トピック

2020年09月30日

9/24 国土強靭化政策等に関する要望を国土強靭化担当相等へ提出

9月24日(木)土志田会長、小野副会長、河﨑副会長より『「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の拡充・延長に関する要望』を、小此木八郎国土強靭化対策担当相等に提出を致しました。

(左から2番目 小此木八郎国土強靭化対策担当相 )
  

自然災害の頻発、激甚化が広域化していることから、インフラ機能確保する強靭化対策を引く続き5年間の延長と、2021年度以降の緊急対策に関連する事業予算・財源について必要な額を別枠で確保して頂くことを求めました。
会談後、土志田会長より「災害のおこりにくい国土づくりをお願いし、理解を頂いた。」と述べられました。

要望は国土交通省 自由民主党等へも提出して参りました。

自由民主党 二階俊博事務所

佐藤信秋参議院議員

 
足立としゆき参議院議員

石井啓一公明党幹事長代行

国土交通省 不動産・建設経済局長室にて

国土交通省 大臣官房 東川技術審議官


堀籠ゆいさんに聞く

宮城建設工業株式会社
(一社)みやぎ中小建設業協会

『誰からも信頼される重機オペレーターを目指して』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 仕事は道路の舗装、補修、一般土木工事で、具体的には舗装工事をしています。
 資格は車両系建設機械、小型車両建設機械、締固め用機械、自由研削砥石、危険物取扱者(丙種)を取得しました。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 高校の先生に進められて企業見学をした際に年齢層が近くて話しやすく、とってもいいなと思ったからです。現場経験年数は今年で3年目です。 

ーー建設業界の魅力とはーー
 やりがい(現場の進捗に伴い、現場周辺の住民の方に褒めていただけることなど)が大きく、身体を鍛えつつ仕事ができるところです。
 
ーー男社会と言われている建設業界で女性としてのハンデや逆に良かったことなどを教えてくださいーー
 ハンデは特にないです。力などは、やはり男性に負けるところはありますが、「何でもやります精神」で積極的に頑張っています。

ーー現場で働く女性の皆さん(女性技能者・技術者)に対する会社や現場の反応はありましたかーー
 リフォームなどでの施主への細かな気配り(作業時間、生活への配慮)や、家事を行っている女性目線での気配りをすることで、次からの工事では職人も心がけてくれるようになりました。

ーー会社や現場の反応はありましたかーー
 始めは「大丈夫なのか」などとみんなに心配されていました。また、重いものなどを両手に持つとビックリされたり、機械に乗っていると一般の方々や役所の方にびっくりされました。

ーー建設業界や現場に求める改善点などはありますかー
 今は男女兼用の作業服ですが、女性が増えてきているので、女性用の作業服をいずれ会社で支給していただければと思います。

ーー現場で常に心がけていることはありますかーー
 一つの仕事が終わっても、上司や先輩たちに聞いて次の仕事をする事。現場近くの方に常に笑顔で元気に挨拶する事です。

ーー現場あるあるーー
 表層や路上再生(舗装工事関係)時は、作業時間の都合上、お昼の時間が早くなったり遅くなったりします。

ーー悔しい思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことはなんですかーー
 男性よりも体力が劣っていた為、入社時はとても悔しい思いをしましたが、「そんな事で辞めたいと思っては負けだ」と思い、仕事を通して体力を付けることを頑張り、今では大分ついていけるようになりました。

ーー今の仕事に就いて1番嬉しかった言葉等はありますかーー
 工事完成後、一般の方に「綺麗になったね」と言われることです。

ーー未来の自分についてーー
 後輩たちの手本となる重機オペレーターになっていたいです。 

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 現場仕事という男性業界で働いていくことは大変ですが、大変な分やりがいも大きいので、一歩踏み出して一緒に頑張ってみませんか! 

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 幼いころから習っていた民謡・三味線の練習や、飼っている犬、猫と遊ぶこと。また、歌うことが好きなので、歌って発散する事です。現在よく歌う曲は「Uruのプロローグ」と「King Gnuの白日」です。 


全中建だより(令和2年9月1日480号)

全中建だより9/1号が発行されました。

全中建だより(令和2年9月1日480号)

主な内容
・「建設キャリアアップシステム(CCUS)料金改定案」に対して、土志田会長コメント発信
・ 令和2年度第3回通常理事会 意見交換会案など書面評決  他


坪井 麻紀子さんに聞く

株式会社 正吉建設
(一社)沖縄県中小建設業協会

『「形」になる仕事 やりがいある』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 1級施工管理技士・建築士2級の資格を持っています。住宅の設計プランニングなどで、説明する際には3D画像にしたり、お客様にわかりやすくをモットーに努めています。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 建築に携わって12年。自家の建替えで、空間が変化していくのが面白いと思ったからです。

ーー建設業界の魅力とはーー
 関わる人達、さまざまな業種の方々との関りは刺激になります。完成していく建物や住宅にはそれぞれの暮らしへの思いが形になることへの魅力があります。また、学校や施設などは機能性、用途を含め違いがあり面白いと感じます。

ーー男社会と言われている建設業界で女性としてのハンデや逆に良かったことなどを教えてくださいーー
 相手の意見を一度受入れ、何を伝えたいかをくみ取り、その結果どう動いたら相手が納得するのかを考えるようになりました。

ーー現場で働く女性の皆さん(女性技能者・技術者)に対する会社や現場の反応はありましたかーー
 リフォームなどでの施主への細かな気配り(作業時間、生活への配慮)や、家事を行っている女性目線での気配りをすることで、次からの工事では職人も心がけてくれるようになりました。

ーー建設業界や現場に求める改善点などはありますかー
 女性より男性の方がわかるだろう、出来るだろうと言う対応や反応もあります。現場について言えば、やはり衛生面への配慮です。トイレ、更衣室などは女性が少なくても確保してほしいです。現場事務所と現場、それぞれの女性への配慮が必要だと感じます。

ーー現場で常に心がけていることはありますかーー
 名前を憶えて、積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。

ーー現場あるあるーー
 お昼の休憩時にどこでも寝れることができる職人さんには驚かされることがあります。例えば、階段下、工事近所の駐車場や車と塀の間などです。

ーーご結婚と仕事の両立でつらっかったこと良かったことーー
 子供が休みの時に仕事があると、預け先を探したりお願いすることがしんどいです。実際は、家族や学童などでサポートしてもらっていますが、忙しくかまってあげられないときは「ごめんね」という気持ちを胸で唱えています。 

ーー悔しい思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことはなんですかーー
 職人とは関わっている現場の話や久しぶりに会えば「最近どう、元気」など、気さくに話してくれる方も多いです。頑張りを認めてくれ励ましてくれる上司や同僚の存在は大きいです。

ーー今の仕事に就いて1番嬉しかった言葉等はありますかーー
 お客様からの「ありがとう」と、関わった業者さんからの「次回も仕事をお願いしたい。一緒に仕事がしたい」です。

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 建設業は男の人が多いイメージですが(今もまだまだ男社会です(笑))、女性もどんどん増えてきています。創造したものが多くの人が携わって形になる建築の仕事はとてもやりがいを感じると思います。

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 カフェなどでの一人時間。コーヒーが大好きです。ブラック派です。また、読書したりカフェの雰囲気を味わうことが好きです。ゆったり時間で心も体もリフレッシュしています。


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