平成30年2月15日(木)に『生産性向上国民運動推進協議会』(首相官邸にて開催)へ、豊田会長・小野副会長・土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長・空久保副会長・朝倉土木委員・草野専務理事(計8名)が出席を致しました。協議会の目的は、生産性の低いと思われる業種に対し官民連携で生産性向上を促すために安倍首相のもと設置されたものであり、開催3回目で建設業界が初めて参加となりました。
業会団体の代表より就業者の高齢化と離職や長時間労働の現状説明に続き、新規入職者の確保、生産性向上の重要性を訴えました。
安倍首相から「新たに参加した分野の皆様から今後の活動に強い意欲を感じられました」とお言葉があり締めとなりました。
全中建トピック
生産性向上国民運動推進協議会へ出席
施工管理技士受験 地域開発研究所
平成30年度 施行管理技士 総合案内
平成30年度 施工管理技士受験について、地域開発研究所より問題集が発売されています。
試験日のご案内も掲載されておりますので、参考にご覧ください。
建設産業女性活躍セミナー パネルディスカッションに参加!!
平成29年10月~12月にかけて全国10都市で『建設産業女性活躍セミナー』((財)建設業振興基金主催)が開催され、全中建からも会員企業より3名の女性の皆様にパネラーとしてディスカッションへご参加を頂きました。
ご参加頂きましたパネラーの皆様や会場へ足を運んで頂いた関係者の皆様からコメントを頂くことができましたので、この場でご紹介をさせて頂きます。
【11月8日(水)広島地区 RCC文化センターにて開催】
パネラー:山崎建設㈱ 佐藤陽子様より
現場監督として勤務。
【女性の入職について必要なこと】
・女性にとって,仕事の選択肢が広がり、男女の差異のない社会であることを望みます。
・建設業で考えると,男性の体の大きさに合わせた仕様の道具が主流であることが問題であると思います。自分には,安全靴,軍手,作業着 など,女性が着用するとサイズが大きいものばかりで困ることが多いです。(足のサイズが23センチのため、安全靴選びには苦労してます。)
【ワークライフバランスについて】
現場に一日中いるため,自分の時間をどのように確保するかは意識しています。
現場監督として,休憩時間を長く取ることは難しいが,自分なりに工夫することで,リズムを作り,同じ現場で勤務する人たちとお互いの仕事への考え方を理解し合えると感じています。
全中建広島県支部(事務局)小泓 由佳様より
パネリストの皆様は,女性技術者,母親としての役割をこなし,日々,一生懸命働いている印象を強く受けた。
仕事の昼休みを活用し,一度帰宅して家事をしていること,不登校となった子どもを,自分の会社へ連れて行き,自分の勤務中の様子を見せるなど,激務でも自分の仕事を家族が理解して,それを受け入れているのだなと感じた。
男女平等が普通の社会となりつつあるが,女性は妊娠や出産で仕事を離れる事もある。男性と同様にバリバリと働き続けることは難しいと思う。そのような環境で,今回のパネリストの女性達は,会社の中で大切にされている,必要とされた存在なのだと感じた。
セミナーの中で,「ワークライフ・バランス」の必要性を強く感じた。
一旦,休職しても,復帰できる環境を整えてくれる会社があれば,専門技術を持つ女性が活躍できる場は,たくさんあると思う。
自分の働き方を改めて考えさせられるもので,将来のビジョンを考えることができ,大変参考になった。
【11月27日(月)名古屋地区 安保ホールにて開催】
〇(一社)愛知県土木研究会(事務局) 常務理事 松田 等様より
女性活躍推進法の施行に対する国(国交省)の取組みとして、各地で推進のためのセミナーが開催され、中部においても、さる11月27日名古屋市において開催された。
お二人の基調講演の後、パネルディスカッションでこれから建設業へ入職をされるであろう女性に「土木の仕事をわかりやすく伝えることができれば」「社内全体の意識が変わらなければ、女性が働きやすい環境は整わない」「トップが変われば改革は可能」など意見が出た。これらを改善するには、大学では土木工学という学部が殆どないのが現状のなか、工業高校には土木科という選択肢があるが、学生らの勉強の仕方や人が使うものを造る建設業を、どのようにPRしていくかに思いは尽きない感じがした。パネラーの皆さんのお話をいろいろ耳にしてそのパワーに感心しました。
中小建設業の働き方改革はどう取り組めば。課題が山積する。
【12月5日(火)沖縄地区 沖縄建設労働者研修福祉センターにて開催】
全中建だより(1月1日464号)
全中建だより1/1号が発行されました。
全中建だより1.1号
●主な記事
・豊田会長 平成30年年頭所感
・松井前会長 平成29年秋の叙勲(旭日中綬章)受傷
・ブロック別意見交換会(京都・福井・みやぎ・山形・四国(香川・高知)・広島)
・石井大淳 平成30年年頭所感
・働き方改革特別検討委員会(土木11/1、建築11/8開催)
・若手経営者部会(11/17大阪にて開催)
全国知事会・全国市長会・全国町村会・指定都市市長会へ要望を提出
平成29年12月18日(月)豊田会長・土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長より、全国知事会・全国市長会・全国町村会・指定都市市長会へ『危機的状況にある中小建設業者の窮状打開に関する要望』を提出して参りました。
中小建設業界を巡る情勢は今も大変厳しい状況であるが、災害時では地域の安全・安心を守る重要な役割を果たす産業であり、今後も優良な中小建設業者が生き残れるよう、現状と改善を訴えて参りました。
【要望項目】
〇公共事業予算と地域雇用の大幅な確保 〇担い手3法・改正品確法の適正な実行 〇ダンピング排除 〇工事発注の平準化 〇設計労務単価の引上げ 〇最低制限価格及び低入札価格調査基準価格の引き上げ、上限拘束性の撤廃、予定価格の事前公表の廃止 〇小規模工事の歩掛り及び小規模パッケージ型積算方式の見直し 〇技術者資格取得要件の緩和 〇就労環境の改善 〇提出書類の簡素化 について
(全国知事会)
前列左から 全国知事会 調査第二部 太田部長・豊田会長 後列左から土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長