2024年3月15日(金)KKRホテル東京にて総務委員会・第6回通常理事会が開催されました。
理事会の冒頭、土志田会長より「本日は、今年度最後の理事会となります。役員の皆様には、日頃から協会活動に対しまして、格別のご理解とご支援を賜りお礼申し上げます。さて、最近の国会及び国土交通省をめぐる状況でございますが、2月2日に自民党の品格議連へ要望を提出いたしました。要望内容としては、1.公共工事設計労務単価の引き上げ 2.入札契約の環境改善に向けた準備について 3、最低制限価格の引き上げについて 4、予定価格の上限拘束性廃止について 5.一般管理費率の更なる引き上げについて、以上5点を要望しました。そして、今月の8日に総理官邸にて総理大臣と国土交通大臣と建設業4団体で意見交換会が行われました。今回は、賃上げがメインテーマとなりました。現在、政府において建設業法等の一部改正が行われていると聞いております。法改正により、地域の守り手である建設業がその役割を果たし、業界としても安定経営が営めるよう、入札制度の改善を取り組んでいただくことにより、経営環境が安定し、賃上げが可能となりますことを発言して参りました。少しでもこの業界が明るくなり、働く人が希望の持てる産業へと転換できるようこれからも協会活動を行いたいと思っております。」とご挨拶をいただきました。
〈土志田会長 ご挨拶〉
本日の議題
1.令和6年度 事業計画(案)について
2.令和6年度 収支予算(案)について
3.令和6年度 スローガン(案)について
4.規定の制定及び一部改正について
5.会長表彰者(案)について
6.令和6年度 ブロック別意見交換会の開催(案)について
7.令和6年度 定時総会の開催(案)について 等
最後に、国土交通省 不動産・建設経済局 建設業課 建設業政策企画官 御手洗 哲郎 様より、「労務費の適切な確保について」「労務費の適切な価格転嫁について」「建設業法等の一部改正について」ご説明をいただきました。