20240711 人材支援・定着支援部会(陽葵の会)

2024年7月11日(木)zoom会議にて「第3回 全中建人材採用・定着支援部会」が開催されました。

建設業振興対策委員会 小野委員長にご出席いただき、「気温の高い猛暑が続くなか、皆さんご出席頂き有難うございます。この部会は『陽葵の会』と言う愛称もありますし、部会長のリードで本日多くのご意見が出ることを期待しております。」と挨拶がありました。
副部会長の稲村様の進行のもと「若手の入職に関する取組みについて」・「今後の活動状況」について、入職者を増やすために若者に注目されるようなSNSを通じての会社紹介、野球や地域イベントへの参加など部会員の企業が取り組んでいることを発表して頂きました。部会員からも活動実績のほか入職に繋がらない悩みなどについても意見交換が行われました。

〇宮城 菅原組様の若手入職・定着取組みについて(発表者・亀山様)
 市民球場をナイターで貸し切り、自由参加で若手社員と一緒に野球の試合を行っています。野球を取り入れている理由は社員の人柄を知ってもらい会社への興味をもってもらうだけでなく、スポーツのできる体力のある若者が入職してくれたら嬉しいという希望も込められています。
 球場は人工芝、音響、電光掲示板、ナイターのライトなどの設備を使うことができるため、普段味わうことができない臨場感となっています。ご家族にも自由に観覧して頂き、試合中も流行りの音楽を流しながら行ったことで想定以上に盛り上がりました。
これは令和3年から続けている活動です。今までつながらなかった人と人とのつながりができただけでなく、建設業と会社のPRにもつながっていると思います。

 若手社員のつながりを目的として、地元の夏祭りに若手社員を中心に出店参加をしました。発端は20代の社員からの「お祭りの出店ってなんか楽しそう」の声!
 右も左もわからないけれど、仕事もあるなか買い出しに奔走し、最初の年はかき氷、焼きそば、ウインナー、飲み物と頑張りましたが、とても大変だったため翌年は焼きそば、飲み物、盛るだけのアイスだけにしました。
 準備はとても大変でしたが、みんなでワイワイ楽しく広報活動ができ、仕事のモチベーションアップと若手定着に繋がっていければと思っています、とご発言を頂きました。

〇大阪 さくら建設(株)様の若手入職への広報の在り方について(発表者・大潮様)
 若年層向けの応募内容について、若者の目線がどこに向くのか、何を求めているのかを常に考え、若者に興味をもってもらう内容にしていく事の重要性を発表して頂きました。

そのほか、部会員からは活動実績だけでなく入職に繋がらなかった事例などもご発言頂きました。
お忙しいなか部会にご参加いただきまして、皆様ありがとうございました。