平成28年10月12日(水)(盛岡グランドホテルアネックス)において、全中建岩手(東北ブロック)の意見交換会が開催された。まず最初に全中建土志田副会長より「10年以上続く公共事業の予算の確保、工期の平準化等々の改正品確法の周知と適切な執行のほか、担い手確保に関する地元の声を聞かせてほしい」と挨拶をした。
続いて岩手の木下会長より「岩手の産業を支えるためには公共事業が必要」震災などにも触れて現場の実態を訴えたいと挨拶をした。
国土交通省 土地・建設産業局 建設業課 三浦入札制度企画室長より「建設業を取り巻く現状と課題について」講演があり、東北地方整備局(企画部 今野技術管理課長・建政部 佐藤計画・建設産業課長・営繕部 一條営繕品質管理官)を交えての意見交換となった。
山元常任理事より、震災復興の先細りでダンピングがあるため事前公表の廃止を求め、工事の平準化や建設業従事者の給与水準の向上などを訴えた。そのほか、向田協議員(全中建 土木委員)からは、iーconについてはもっと現場の声を入れてほしい、担い手確保の視点から教育や労働環境の改善の重要性を訴えた。
三浦室長からは、経審の評点システムについて地方版などの考えを提言され、整備局からも先行きの明るい産業となり若い方に興味を持ってもらえるよう取り組んでいくと回答をした。